通常音源ミックスとライブ同期音源ミックスの違い

通常のリスニング用ミックスとライブ用の同期ミックスの違いについて

 

自分の中ではこの2つのミックスにおける考え方は全く正反対に思ってます。

 

まずリスニング用の音源は基本的には小さいボリュームで聴いた時でも音楽の情報量がちゃんと伝わるミックスを心がけてます。

 

例えば小さい音量でも迫力があるか!?とか歌詞が聴こえるか!?とか。

 

そしてライブ用の同期やオケのミックスでは大音量で聴いても耳に痛かったり分離が悪くなっていたりしないか!?カラオケみたいになってないか!?とか。

 

具体的に何を変えてるかというと、主にコンプのかけ方がまるで違います。

 

リスニング用は0dBの箱の中に収める制約もありますのでダイナミクスを保ちつつもその中に綺麗に収まるようにしますが、

 

ライブ用ミックスではこのような制約が無いですし、よりダイナミクスの大小が多く使えます。よってライブ用音源の方がコンプが減ります。特にマスターコンプはほぼかけません。

 

これによって2ミックスとしてまとまり過ぎずにカラオケ感が減り、各パートをより立体的に聴かせる事が出来ます。

 

もちろんあくまで自分の場合であって人によってやり方考え方は様々ですが大音量で綺麗に聴かせるやり方と小音量で綺麗に聴かせる違いを意識すると色々見えてくると思います!

 

昨今同期を使うバンドも増えてますがちょっとでも参考になればと思います!

 

何か疑問があればご相談にも乗れますし実際ライブハウスで大音量でライブ同期ミックスをお手伝いすることも出来ますので!

 

GUN-Z!!!!